「午年の年賀状」赤い甲冑のカッコいい騎馬武者イラスト

 新春のダイナミズムを「Samurai Art」で表現

勢揃いした「Samurai Horse Year」の年賀状

遅れ馳せながら、謹んで新年のお慶びを申し上げます。本日は、2026年の年賀状イラストをご紹介します。

2026年(午年)の年賀状は、サムライをモチーフに制作しました。騎馬武者といい、馬に乗って戦闘を行う武士のイメージから着想し、なかなかダイナミックな雰囲気に仕上がりました。

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また、流鏑馬(やぶさめ)という馬に乗って走りながら矢を放つ古式弓馬術のイメージを取り入れることで「馬」と「和風」の要素がカッコよく融合したと思います。

「自信と勇気」のエナジーは存分ながら、まだいろんな選択肢や可能性があるのかもしれません。

KASHU
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年賀状のサイズの特性上、デザイン全体を「盛り沢山」かつ「綺麗にまとめる」という制作テーマを念頭におきました。つまり、ハガキに詰め込めるだけの情報量を入れつつも、省略の加減も重要というわけです。

具体的にいうと、「個々のモチーフやパーツは緻密ながら、作品全体の統一感が高い」表現を目指しました。

メインキャラクターには、以前に描いた赤い甲冑のサムライを再登場させました。

KASHU
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 新たな縁起物の導入

年賀状とは「縁起物のデザイン」ともいえると私は思います。まず第一の縁起物は、今年の十二支である午(馬)です。本作では、「白馬」と「金色の仔馬」の2頭を描きました。

戦国武者と騎馬の顔にクローズアップしたイラスト。武者の兜にはポニーのような仔馬の「前立て」がある。

本物の馬と兜に乗っている「金色の前立て」の仔馬を表現

実は、意外にも馬というモチーフをあまり描いたことがなかったので、「馬らしさ」が出るように描き起こすことに難易度を感じました。ポイントとしては首の筋肉に特徴があり、他の家畜類とは色濃く違うかと思います。

ちゃんと馬に見えるイラストが第一条件ながら、「自分の絵柄」として練れた仕上がりが理想形だと思います。つまり、馬の特徴をとらえつつ、自分自身の個性も反映させる絵を目指しました。

ところで、通常の騎馬や乗馬では、馬の顔に頭絡とよばれる器具を備え付け、手綱とつなぐことで馬を操ります。

本作では、これらの用具を描かないことで、馬の顔の表情がフォーカスされています。

KASHU
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本作では、「馬」を作品世界のキャラクターとして人物と平等に扱っているともいえます。絵の中は自由な世界なので、人間に強制的に支配されるのではなく、馬にも意志ももたせたい心理が絵に表れました。

サムライの兜に乗っている金色の仔馬は、前立てという名前の兜用の動物パーツです。一般的には龍の前立てが多くみられますが、馬は非常に珍しいと思います。全身模型にしたかったので、ポニーのようなミニチュアサイズの仔馬になりました。

破魔弓を握る戦国武者の籠手をクローズアップしたイラスト。柄に入った青と金色の日本刀も脇に抱えている。

サムライが手にしているのは、破魔弓という開運アイテムです。また、背中に装備している破魔矢は、神社で入手できる物をイメージしました。これらには、魔を退治し、好機を射抜くパワーがこめられていますので、武家社会では子供のために飾る習慣が生まれたそうです。

≪参考≫人形の東玉 破魔弓の意味は「魔除けと厄祓いのお守り」その歴史と由来を解説

「立ち上がる馬」のイラスト。前足を空中に挙げる馬の脚や筋肉の様子をコミックタッチで描いている。背景には、黄色と山吹色の「青海波」と橙色の「麻の葉」文様がデザインされている。

背景の和文様な、青海波(せいがいは)と麻の葉です。前者は「未来永劫に続く幸福」を、後者は「成長や長寿」の願いが込められています。この2種類は自分が気に入っていてデザインに組み込みやすい文様なです。また、ハガキサイズということもあり、この2種類に絞りました。それぞれの境界線の波形パターンは左から右へ虹色が流れるようになっています。

 Instagramバージョンもあります

Instagramでは軽いアニメーション効果を追加したショート動画バージョンもございます。BGMのギターロックがとても似合い作品の魅力が向上していると思います。画面を押していただくと再生されますので、よかったらどうぞ!

本日も最後までお読みいただき誠にありがとうございます。

KASHU

KASHU

横浜のイラストレーター。パズル誌のまちがい探し、県立公園のマスコット、ふわふわ生物LINEスタンプ、日本初の「役職NFT」等で活躍。コーヒー好き。

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