数秘術「マスターナンバー33」は宇宙人としての特異性をもつ人々

私は昨年、自分の誕生日と名前が「マスターナンバー33」であることを知りました。数秘術におけるライフパス(LP)とデスティニー(D)が両方とも「33」になるのは珍しいそうです。

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 数秘術とは?

数秘術を簡単に説明すると、生年月日と名前から導き出された数字を元に占う術です。

一人の人間から複数のナンバーを算出することが可能で、その総称をコアナンバーといいます。

このコアナンバーは、6つあるとされています。しかしながら、媒体によりコアナンバーを4つや5つと表記している場合もあります。

これは、その数秘術の流派の方針の違いにより、特に重視するナンバーと、占いに採用しないナンバーが分かれるために生じる現象となっています。


 ライフパスナンバー「LP」が有名

数秘術のライフパスナンバーのイメージアート

「LP」の計算方法も説明します

数秘術といえば、ライフパスナンバーのことをいう場合がもっとも多いです。

まず、自分の生年月日を表す数字 を、西暦&月日で書き出します。例えば、2022年2月22日なら「20220222」という並びが出て来ます。次に、全ての数字を1桁ずつに分け、足していきます。

2+0+2+2+0+2+2+2= 12

生年月日を合計した数が出たら、それをまた1桁に分けてまた足します。※合計した数が1桁なら、それがあなたのライフパスナンバーになります。

1+2= 3

ここで最後に出た数字があなたのライフパスナンバーになり、これをもとに占いが行われます。基本的に最後に表れる数字は「1桁になる」ことが前提になっています。

この際、例外となるのがマスターナンバーの存在です。

最初に生年月日を足したとき、「11」「22」「33」などのゾロ目が出た場合、足さずにそれをマスターナンバーとして扱います。


 全てのナンバーが一括で分かるサイト

ライフパスナンバーを含め、コアナンバー6つ全てが簡単に分かるサイトがありましたので2サイトをご紹介します。ナンバーだけでなく、占い結果も分かるので便利です。

「水谷奏音オフィシャルサイト」数秘術コアナンバー計算ツール

こちらでは、コアナンバーとは別に運気の数字というものも算出できます。これらは1年間、1か月、1日それぞれごとの運気を知るためのナンバーです。

◎「漫画数秘ラボ」あなたの数秘術の出し方

こちらのサイトでは、計算によって導き出された各ナンバーを、キャラクター化して説明する作りになっています。

非常にボリュームの高い内容なので圧倒されますが、まずは、自分の各ナンバーを知る道を切り拓くことができる好サイトとなっています。


 「LP」と「D」ともに33は珍しいらしい

マスターナンバー33というテーマは、ネット上で人気のコンテンツとなっているようで、検索すると色々な情報が出て来ます。しかしながら、LP・Dともに33の人の情報は、一挙に少なくなります。

ひとついえることは、ライフパスナンバーが同じ人間がいた場合でも、デスティニーナンバーが違えば全く異なる鑑定結果になるということです。

つまり、マスターナンバー33の人物それぞれに、多様な人生があるということです。

しかしながら、マスターナンバー33が2つもある場合、マスターナンバーから逃れられないような感じもします。

 マスターナンバー33は地球に3.3%だけ存在する宇宙人

マスターナンバー33は、全体の3.3%の割合で存在する人々といわれています。統計結果までゾロ目なのが怪しいですが、色んなサイトでも概ね3%~5%と記されています。

限定的な人数であることは間違いないようです。

また、2000年代に入ると、更に人数が減ることが確定しています。1990年代後半になってから、数字の組み合わせ上突然現れてきたナンバーであり、数秘術の歴史においても期間限定的な人々といえます。

このように、マスターナンバー33は非常に少ない確率で生まれるものであるため「他と異なる」性格や特徴がよく語られています。

おそらく、通常なら異常とされる物事でも「33の人の視点ではふつうのこと」のように感じられるため、周囲の人からは一層奇妙に映るのかもしれません。

常識に捉われず、人間離れしたスケールをもつ点や、大変人ともいわれる人物像から、宇宙人と表現されるケースも非常に多い人々です。

その一方で「生きづらい」「嫌われる」といったキーワードも高確率で出現します。そのように思う人が多いということは、やはり33の人はそれだけ特殊な人物像である確率も高いのではとも考えられます。


 「愛」「奉仕」「使命」がキーワード

マスターナンバー33が、なぜ特異な印象をもつのかというと、「愛」を伝達するためだともいわれています。

周囲の人々に分け隔てなく与える傾向が強く、それを「使命」として生まれ持ってきたと語られることも多いです。

ニュートラルな存在として「奉仕」するのは人類全体のためであり、だからこそ宇宙の視点で生きているともいえます。それゆえ、宇宙人と称されるのだとも解釈できます。


 海外では「マスターティーチャー」という異名も

英語圏では「33」はマスターティーチャーとも呼ばれる

「33」の性格を要約すると「型破り」「普通とは異なる」「独自の感性」などが挙げられます。

ちなみに私は水瓶座でB型なのですが、それらの特徴とも近い印象を受けました。

なぜなら、上記の星座と血液型が、ともに「宇宙人」と表現される傾向があるからです。また、日本の文化的側面のせいも考えられますが、全体のなかで異なる特徴をもつ人を、宇宙人大変人という独特の呼び方をすることも多いです。

数秘術の世界では、宇宙人=宇宙的視点をもつ人を指していることが見受けられます。

そしてその人は「人類への貢献という使命を持っている」と解釈できます。海外の記事では、よりそれを感じられるかもしれません。

LOVE to KNOW によると、マスターナンバー「33」はもっとも強い影響力を持つと信じられ、同じくマスターナンバー「11」、「22」と共に創る啓蒙のピラミッドの頂点に属しています。

この深遠なるエネルギーのピラミッドは、「11」が描き、「22」が形作り、「33」によって世界へと分け与えられる創造の3プロセスにより成り立つものです。

「33」はマスターティーチャーと呼ばれ、「11」と「22」の潜在能力をアナザーレベルへと引き上げ、開花させます。「33」は人類のレベル向上にフォーカスを当て、自らが得た叡智をシェアします。

海外の記事を翻訳したため、抽象的な文章となりましたが、日本語の記事とはかなりテイストの違う内容がたいへん興味深いです。

 数秘用語は、流派によりバラバラ?

数秘術のビギナーが戸惑うことの1つに、数秘用語が統一されてない点が挙げられます。

つまり、載っている媒体によって表記ゆれが生じていて、日本語の数秘用語がバラバラで異なるのです。

例えば「運命数」という用語があります。これは多くの場合、ライフパスナンバーのことをいうようです。

しかしながら、「運命」という言葉を英訳すると「Destiny/デスティニー」になります。なのに、デスティニーナンバーは「運命数」にならず、「姓名数」と表記される点がややこしいです。

ちなみに「Life path/ライフパス」をシンプルに翻訳すると「人生の道」となります。

そのライフパスナンバーには、更に「誕生数」や「現在数」という別名も存在します。つまり、流派によって同じ意味なのに用語が異なるという、かなり自由度の高い世界といえます。

このことが原因で初心者には取っつきにくいかもしれませんが、お勧めの解決案があります。

ずばり、アルファベットで覚えることです。

まずは LP (ライフパスナンバー)D (デスティニーナンバー)の2種類が把握できるようになれば、あとから複数の異なる日本語の用語に遭遇しても「これはあれのことを言っているんだな」と分かるようになります。

 マスターナンバーを採用しない流派もある

元々私は、自分のライフパスナンバーを「6」だと思っていました。

そして昨年、個人鑑定により実は「33」だったことが判明するパラダイムシフトを経験しました。

厳密にいうと、2015年にとある数秘術のワークショップにおいて「6」という鑑定結果を知っていたのですが、その後「6」という数字すら忘れ去っていたのです。

なぜなら、数秘術そのものがピンとこなかったため、それ以上リサーチしないで放置していたのです。そのまま8年が経過し、なぜか2023 年に再び鑑定する機会がやってきました。

今度の個人鑑定は、2015年当時とは全く別のイベントで別の数秘術師の人によって行われました。

私は事前に自分で計算して再び「6」というナンバーを導き出しました。しかし鑑定に行ってみるとマスターナンバーという初めて知る用語に出逢ったというわけです。

2015年と2023年それぞれ数秘術関連のイベントでしたが、順にワークショップと対面鑑定という点が異なります。

なぜ、ワークショップの方では「マスターナンバーの話」が出なかったのだろう?という疑問が浮かびました。

実はそのワークショップは、占星術のイベントの中のミニコーナーのような企画で、20名ほどのお客さんを前に講師である数秘術師がレクチャーをしていました。

短時間なうえ、観客も多いからマスターナンバーを省略したのだろうか?とも思いましたが、それも不自然です。

私は気になり、そのワークショップの詳細や講師の著書を調べた結果、「マスターナンバーを採用しない」流派のイベントだったことを突き止めました。

つまり、マスターナンバーの存在を知るとともに、マスターナンバーは採用しないという考え方があることも知ったのです。

「ゾロ目」を特別視するかしないかという方針の違いは、数秘術が誕生した古代から存在します。

「ピタゴラス式数秘術」では一桁になるまで数字を足し、「カバラ数秘術」ではゾロ目は神秘的なものとして扱います。

「諒設計アーキテクトラーニング」数秘術の種類について

現代では更に色んな流派が存在しますが、概ね上記のどちらかをベースにしているかどうかでマスターナンバーの扱い方が変わるとのことです。

ある意味相反する考え方に分断しているようにも思えますが、幸い私は数秘術師ではないので、いずれも否定しないというベストな対応ができています。

例えば、自分をマスターナンバー33だと思っていた人が、マスターナンバーを採用しない数秘術に出逢い、はまって講師になった例もあるそうです。

逆に私の場合、ライフパスナンバーを忘れるほど関心がなかったのに、マスターナンバー33の存在を知って以降は、数秘術そのものへの興味が段違いに上昇しました。

別次元に移行したような感覚があり、マスターナンバーのもう1つのキーワードである「覚醒」とも符合する変革だと思いました。

 バースデイタロットにもマスターナンバー

「正義」は均衡と公正を表すカード

 タロットカード&星座にも「ゾロ目」が連続出現!

自分のライフパスナンバーを、22枚のタロットカードに割り当てる「バースデイタロット」というものが存在します。この占いでもマスターナンバーが反映されるようになっていました。

タロットアドバイザーりえ様のブログ 「バースデイタロット占い」

使うカードは大アルカナである22枚のみなので、ライフパスナンバーが「22」を超えた場合、そのナンバーから「22」を引くことで算出できます。

よって、「33」の場合、33-22=11なので、11番目のタロットカードである「正義/Justice」(ジャスティス)のカードが出て来ました。

誕生日で知るあなたの運命「バースデイタロット」

私は水瓶座なので、水瓶座に対応している「星/The Star」のカードに親近感を持っていたのですが、強いて解釈すれば、「正義」のカードにも仲間意識のような感覚が芽生えました。

なぜなら「正義」のカードでは、椅子に座る人物が「剣/Sword」を掲げているからです。「剣」は、風のエレメントに属するスート (マークによる分類)であり、風の時代とよばれるものともリンクしています。

水瓶座は風のエレメントに分類されるため、「正義」のカードにも水瓶座の要素があるといえます。

また、水瓶座は12星座の11番目の星座であることをのちに知りました。2月生まれだから、上から2番目だと思っていたのですが、星座上の順序では最後から2番目でした。

≪参考≫星の占い師NINA様のブログ 12星座とは?星座の順番の意味について

つまり、タロットカードと12星座それぞれで唯一のゾロ目である「11」の番号が自分の属性と一致していたのです。

強引な解釈かもしれませんが、マスターナンバーとの縁を尊重し、より自らの使命について考えていきたいと思いました。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

KASHU

KASHU

横浜のイラストレーター。パズル誌のまちがい探し、県立公園のマスコット、ふわふわ生物LINEスタンプ、日本初の「役職NFT」等で活躍。コーヒー好き。

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